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日本ラーメン検定

食・料理難易度: ★☆☆☆☆(初級)〜★★★★☆(プロ級)更新日: 2026年3月26日
合格率: 非公開(初級合格率は高め)
勉強時間: 約10時間(初級)/ 約30〜50時間(中級)/ 約100時間以上(プロ級)
受験料: 無料(初級)/ 7,900円(中級)/ 10,000〜15,000円(上級)/ 15,000円(プロ級)

日本ラーメン検定とは

日本ラーメン検定は、ラーメンに関する幅広い知識を体系的に評価する検定試験です。一般社団法人日本ラーメン協会と日本ラーメンファンクラブが主催しており、ラーメンの歴史・文化・地域性・スープ・製麺技術などを問う内容で構成されています。

日本はラーメン大国であり、各地に個性あるご当地ラーメンが存在します。しかし、ラーメンの知識を体系的に学べる機会は限られていました。日本ラーメン検定は「ラーメンへの愛を知識で深める」をコンセプトに、初級から中級・上級・プロ級まで段階的に知識レベルを認定します。

ラーメン店主・飲食業界関係者だけでなく、ラーメンマニアや地方グルメを楽しみたい一般の方まで幅広く受験できます。初級は無料でオンライン受験できるため、まずは気軽に腕試しできるのも魅力です。

受験資格

すべての級で、年齢・学歴・職業の制限はありません。誰でも受験できます。ただし、上級(ラーメンスペシャリスト)は中級の7地域全合格が条件となります。

試験の種類と内容

【初級】(無料)

項目 内容
受験料 無料
出題数 四肢択一10問+記述1問
試験時間 制限なし
受験方法 オンライン(PCまたはスマートフォンから随時受験)
出題範囲 ラーメン全般の基礎知識(スープの種類、代表的なご当地ラーメン、歴史等)

初級はラーメンの入門知識を問う内容です。無料で手軽に受験でき、合格すると中級へのステップアップが可能になります。基本的なラーメンの種類(醤油・塩・味噌・豚骨)とご当地ラーメンの基礎を押さえれば合格できるレベルです。

【中級】(全国7地域別)

項目 内容
受験料 7,900円(税込・各地域)
出題数 100問
試験時間 60分
受験方法 CBT(コンピューター試験、テストセンター受験)
対象地域 北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州沖縄の7地域

中級は地域ごとに異なる試験内容が用意されています。各地域のご当地ラーメンの特徴・有名店・スープの成り立ち・麺の特性などが問われます。全地域を制覇すると上級への道が開けます。

【上級】ラーメンセミスペシャリスト / ラーメンスペシャリスト

項目 内容
ラーメンセミスペシャリスト 7地域中4地域合格で認定(受験料10,000円)
ラーメンスペシャリスト 7地域全て合格で認定(受験料15,000円)

上級はコレクション型の認定制度です。地域検定を一つひとつクリアし、称号を積み上げていきます。ラーメン好きにとって「全地域制覇」は一つの到達目標となっています。

【プロ級】(難関)

項目 内容
受験料 15,000円(税込)
試験方法 事前小論文提出+講習会+筆記試験+面接試験
対象者 ラーメン業界関係者・研究者・メディア等
開催時期 年1回(例年4月前後)

プロ級は単なる知識だけでなく、ラーメンへの情熱・業界への貢献姿勢・独自の視点が問われます。小論文と面接があるため、ラーメン文化の伝道師・発信者としての覚悟が必要な試験です。

出題テーマ(主な範囲)

テーマ 内容
ラーメンの歴史 日本へのラーメン伝来、各地方での発展の歴史、戦後の即席麺登場
スープの種類 醤油・塩・味噌・豚骨の特徴、鶏がら・豚骨・魚介・野菜系スープの違い
中華麺の製法(手打ち・機械打ち)、加水率・縮れの意味、地域差
ご当地ラーメン 札幌・旭川・函館・喜多方・白河・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・博多・熊本・鹿児島等の特徴
食材・薬味 チャーシュー・メンマ・海苔・ナルトの役割、各種香辛料
文化・産業 インスタントラーメンの歴史、ラーメン博物館、業界規模
近年のトレンド 二郎系・家系・つけ麺・汁なし・魚介系の特徴と発展

合格率・難易度

合格率 難易度
初級 非公開(高め) 易しい(基礎知識で合格可)
中級 非公開 普通(各地域の詳細知識が必要)
上級 条件制(地域数に依存) やや難しい(全7地域の地域別知識)
プロ級 非公開 難関(論述・面接あり)

試験日程

  • 初級: 随時(オンライン、年中受験可)
  • 中級: CBT方式で随時(テストセンター予約制)
  • プロ級: 年1回(例年4月前後)

勉強法

初級〜中級

  1. ラーメンの基礎本で入門する: 書店で「ご当地ラーメン全国版」「ラーメン文化史」系の書籍をざっと読む。スープの4系統(醤油・塩・味噌・豚骨)の特徴を覚えることが第一歩
  2. 地域ごとにまとめる: 中級は地域別なので、受験する地域のご当地ラーメン名・特徴・代表店・発祥ストーリーを一覧表にまとめる
  3. 実際に食べて覚える: 各地のラーメンを食べ比べると、味の違いが感覚として定着する。旅行先でその地域の有名ラーメンを食べることが最高の対策になる
  4. 公式サイト・SNSで情報収集: 日本ラーメン協会の公式サイトや食文化系メディアでラーメントレンド・歴史情報をチェック

プロ級対策

プロ級は「なぜラーメン文化がここまで発展したのか」という深い考察力が求められます。ラーメン研究書籍・食文化論・地域ブランディング事例などを読み込み、ラーメンが地域社会に与える影響について自分の考えを言語化する練習が必要です。

おすすめ教材

  • 「ラーメン文化論」「日本ラーメン全史」 などのラーメン研究書籍
  • 「ご当地ラーメン大全」(各出版社)— 全国のご当地ラーメンを網羅した図鑑系書籍
  • 日本ラーメンファンクラブ公式サイト — 最新の試験情報・練習問題・コラム
  • 実食体験 — 特に中級対策では、受験地域のラーメン店を実際に訪れることが有効

関連資格

  • ラーメニスト認定試験: 日本ラーメンファンクラブ独自の認定制度。ラーメン巡りの実績を評価する
  • 食品衛生責任者: ラーメン店を開業する際に必要な資格
  • 調理師免許: 飲食店でのプロとしての調理資格。料理の基礎を体系的に学べる
  • フードコーディネーター: 食に関する総合的なプロデュース力を身につける資格
ラーメン食文化グルメ検定ラーメンスペシャリスト