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将棋普及指導員

趣味・教養難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年3月26日
合格率: 非公開(概ね取得可能な難易度)
勉強時間: 約30〜50時間
受験料: 約10,000〜15,000円(認定料・登録料含む)

将棋普及指導員とは

将棋普及指導員は、公益社団法人日本将棋連盟が認定する、将棋の普及・指導を担う人材を育成するための公式資格です。将棋の正確なルールや礼儀、指導方法、将棋の歴史・文化を学んだ上で認定され、地域・学校・福祉施設などでの将棋普及活動に活かすことができます。

将棋は近年、AIの台頭や若き天才棋士の活躍により、かつてないほどの注目を集めています。将棋普及指導員は、将棋愛好家が「単なる趣味」を超えて、地域コミュニティや教育現場で将棋を広める「担い手」になるための公式な認証制度です。

指導員が増えることで、子どもたちが将棋に触れる機会が増え、礼儀や論理的思考力を育む場が地域に根付くことを目指しています。

受験資格

日本将棋連盟の会員であること(入会して受講申込が可能)。棋力の制限は設けられていませんが、将棋の基本的なルールを理解していることが前提です。

資格取得の流れ

ステップ 内容
1. 申込 日本将棋連盟の普及指導員制度に申込(公式サイトから)
2. 講習会受講 認定講習会への参加(規定の時間数を修了する必要あり)
3. 筆記試験 将棋のルール・礼儀・歴史・指導方法に関する筆記試験
4. 実技確認 基本的な指導スキルの確認(対局の進行管理など)
5. 認定登録 日本将棋連盟への登録と認定証の交付

講習内容

分野 内容
将棋のルール 駒の動き・反則・引き分けの条件・対局マナーの正確な知識
将棋の歴史と文化 将棋の起源・江戸時代の将棋家元制度・現代の棋士制度
指導方法 初心者への教え方・子どもへの将棋指導・入門教材の使い方
礼儀・マナー 駒の並べ方・対局時の挨拶・感想戦の進め方
普及活動事例 地域将棋教室の運営・学校将棋クラブへの関わり方

費用

費用項目 金額(目安)
講習会受講料 約5,000〜8,000円(地域・開催形式により異なる)
試験・認定料 約3,000〜5,000円
登録料 約2,000〜3,000円
年会費 日本将棋連盟会員費に準ずる

※金額は変更されることがあります。最新情報は日本将棋連盟公式サイト(www.shogi.or.jp)でご確認ください。

将棋普及指導員の活動内容

資格取得後は、以下のような場面で活躍できます。

活動の場 具体例
地域将棋教室 公民館・将棋センターでの入門・初級者教室の運営
学校クラブ 小学校・中学校の将棋クラブへの指導者派遣
福祉施設 高齢者施設でのレクリエーション将棋の指導
将棋普及イベント 将棋フェス・地域祭りでの体験ブース運営
オンライン普及 将棋ウォーズ等のオンライン将棋コミュニティの運営補助

難易度・合格率

筆記試験は講習会の内容をしっかり理解していれば合格できる水準です。指導者経験や棋力は問わないため、将棋のルールと歴史を丁寧に学べば取得できる資格といえます。

重要なのは「ルールの正確な知識」と「礼儀・指導方法への理解」。強さを問われるわけではなく、「将棋を正しく、楽しく伝える」ための知識・姿勢が試されます。

勉強法

  1. 将棋のルールを徹底的に整理する: 特に「反則」の種類(打ち歩詰め・二歩・王手放置等)は正確に覚える必要があります。公認テキストや日本将棋連盟公式サイトのルール解説で確認しましょう
  2. 将棋の歴史年表を作る: 江戸時代の将棋家元三家(大橋本家・大橋分家・伊藤家)から現代の順位戦制度・竜王戦制度まで流れをまとめると整理しやすい
  3. 指導事例を調べる: 全国の将棋普及指導員による活動事例を日本将棋連盟の広報誌・ウェブサイトで読み、実際の指導現場をイメージしておく
  4. 子ども向け指導の「なぜ」を理解する: 子どもが躓きやすいポイント(桂馬の動き・成りのタイミング・詰め将棋の解き方)について、自分なりの説明を準備しておくと実技確認でも役立ちます

おすすめ教材

  • 「将棋普及指導員テキスト」(日本将棋連盟)— 認定講習で使用される公式テキスト
  • 「将棋入門」(各出版社の入門書)— 指導者として初心者を教えるための視点を養う参考書
  • 「将棋のルールブック」(日本将棋連盟発行)— 公式ルールの正確な確認に必須
  • 日本将棋連盟公式YouTube — 普及活動事例や著名棋士の解説動画で将棋文化への理解を深める

関連資格

  • 囲碁インストラクター(日本棋院): 囲碁の普及指導を担う類似の公式資格
  • 将棋段位認定(日本将棋連盟アマ段位認定): 棋力を証明するアマチュア段位制度(指導員資格とは別)
  • 文部科学省後援 将棋大会認定: 公式大会出場での実績認定
  • スポーツインストラクター: 子ども向け教育・指導のノウハウを補完する資格として
将棋ボードゲーム指導員日本文化趣味