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薬膳コーディネーター

食・料理難易度: ★☆☆☆☆(在宅試験)更新日: 2026年3月26日
合格率: ほぼ100%(在宅受験・再試験制度あり)
勉強時間: 約100〜120時間(標準4ヶ月)
受験料: 講座受講料44,000円(税込・受験料含む)

薬膳コーディネーターとは

薬膳コーディネーターは、本草薬膳学院(中国薬膳研究会認定)が主催・認定する薬膳の入門資格です。薬膳(やくぜん)とは、中医学(中国伝統医学)の理論に基づいて食材の性質・効能を活かし、健康維持・体調改善を目的とした食事法です。

資格の取得は通信講座(ユーキャン等)の受講修了が条件であり、独学での受験はできません。試験は在宅試験(マークシート)で、**合格率はほぼ100%**と非常に高い水準を保っています。再試験制度もあり、一度では合格できなかった場合も再チャレンジが可能です。

近年の健康志向・和漢ブームを背景に人気が上昇しており、料理好きの主婦・食の仕事に携わる方・健康意識の高い方に広く受験されています。

受験資格(受講資格)

薬膳コーディネーターを取得するには、通信講座を全て修了する必要があります。修了後に在宅試験を受験し、合格すれば資格が認定されます。

条件 内容
受講期間 標準4ヶ月(最大12ヶ月のサポート期間あり)
受講修了 添削課題3回の提出・合格が必要
試験 在宅受験(制限時間なし)

費用

薬膳コーディネーターの取得費用は、受講する通信講座によって異なります。

費用 内容
受講料(ユーキャン等) 約44,000円(税込)※受験料・テキスト・添削指導込み
受験料 5,600円(税込)※講座費用に含まれる場合が多い
再試験料 1,500円程度

試験内容

添削課題

全3回の添削課題を提出します。各課題の採点結果がフィードバックされ、合格基準を満たした上で最終試験に進みます。

最終試験(在宅)

項目 内容
出題形式 マークシート方式
合格基準 60%以上の正答率
受験方法 在宅受験(テキスト・ノート参照可)
試験時間 特に制限なし
再試験 最大3回まで受験可能

在宅試験のためテキストを参照しながら回答でき、合格基準も60%と設定されています。これが合格率ほぼ100%という高い水準の背景です。

主な学習内容

分野 内容
中医学の基礎 陰陽五行説・気血水(津液)・五臓六腑の概念と役割
食材の薬膳的分類 食材の「寒熱温涼平」の五性・「五味(酸苦甘辛鹹)」の効能
体質別の食事法 気虚・血虚・陰虚・陽虚・気滞・瘀血・痰湿・湿熱の8つの体質と対応する食材
季節の薬膳 春夏秋冬それぞれの季節病・養生と食材の選び方
薬膳レシピ 家庭で実践できる薬膳料理のレシピと食材の組み合わせ
食養生の実践 日常の食生活に薬膳の考え方を取り入れる具体的な方法

合格率・難易度

項目 数値
合格率 ほぼ100%
難易度 ★☆☆☆☆(在宅受験・テキスト参照可)

薬膳コーディネーターは在宅受験でテキスト参照が可能であるため、試験自体の難易度は非常に低いと言えます。大切なのは「合格できるか」ではなく「薬膳の知識をどれだけ身につけられるか」です。通信講座をしっかり修了すれば、ほぼ確実に取得できます。

学習スケジュール(ユーキャン講座の場合)

期間 学習内容
1〜2ヶ月目 中医学の基礎(陰陽五行・気血水・五臓)・食材の五性五味を学習
2〜3ヶ月目 体質別の食養生・季節の薬膳・薬膳レシピを学習
3〜4ヶ月目 添削課題3回の提出・最終試験の受験

1日30分〜1時間程度の学習で、標準4ヶ月以内の修了が可能です。

勉強法

効果的な学習の進め方

  1. 陰陽五行説から始める: 薬膳の基本概念である陰陽五行説(木火土金水)と五臓六腑の関係を最初にしっかり理解する。この概念が体質別食養生の根幹となる
  2. 食材カードを作る: 代表的な薬膳食材(クコの実・棗・山薬・生姜・陳皮等)について、性質・五味・帰経・効能をカード化して覚える
  3. 体質チェックで自分を分析する: テキストの体質チェックで自分の体質を把握する。「自分は○○体質だから△△の食材が合う」という実体験に基づいた学習は記憶に残りやすい
  4. 実際に薬膳料理を作る: テキストのレシピを実際に作ってみることで、食材の組み合わせ・効能のイメージが深まる。参鶏湯・棗茶・クコのお粥等は手軽に作れる
  5. 季節の養生を日常で実践する: 「春は肝を養う・夏は心を涼める」等の季節の養生を実際の食生活で試しながら学ぶと、知識が定着しやすい

おすすめ教材

  • ユーキャンの薬膳コーディネーター通信講座: 受験に必要な全教材(テキスト2冊・薬膳レシピ集・副教材・添削指導)がセットになった標準講座
  • 「薬膳・漢方の食材帖」(各出版社): 薬膳食材の性質・効能を写真付きで解説。テキスト補助として有効
  • 「はじめての薬膳」: 初心者向けの薬膳入門書。中医学の概念を平易に解説している

取得後の活躍場面

薬膳コーディネーターは入門資格ですが、取得後の活用場面は多岐にわたります。

  • 日常の食生活改善: 家族の体質・体調に合わせた食事づくりに活かす
  • 料理教室・薬膳カフェの開業: 薬膳の知識を教室・カフェのコンセプトに取り入れる
  • エステ・ビューティーサロン: 美容と食の観点から薬膳を提案するサービスへの応用
  • ライター・ブログ活動: 薬膳・健康食に関するコンテンツ制作に専門性の証明として活用
  • 医療・介護の周辺職: 栄養・食事の観点から患者や高齢者への食事提案

上位資格へのステップアップ

薬膳コーディネーターは入門資格です。さらに深く学びたい場合は以下の上位資格へのステップアップを検討できます。

資格 主催 特徴
薬膳師(中国薬膳研究会) 本草薬膳学院 コーディネーター上位資格
漢方コーディネーター 各認定機関 漢方全般の知識を加えた資格
中医薬膳師 国際中医薬膳師試験委員会 国際的な認定を受けた上位資格

関連資格

  • 食生活アドバイザー(FLAネットワーク協会): 食生活全般の知識を認定。薬膳の食事アドバイス力と組み合わせると相乗効果がある
  • 薬膳インストラクター(日本インストラクター技術協会): 在宅・独学受験が可能な類似資格
  • 漢方養生指導士(日本漢方養生学協会): 漢方・東洋医学を食と組み合わせた隣接資格
  • アロマテラピー検定(日本アロマ環境協会): 東洋医学と親和性の高い自然療法系資格
  • 野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会): 野菜の薬膳的な効能と組み合わせて学べる食の資格
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