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マーケティング検定

ビジネス・経営難易度: ★★★☆☆更新日: 2026年3月26日
合格率: 約50〜65%(級による)
勉強時間: 約60〜150時間
受験料: 10,000円(3級)/ 15,000円(2級)/ 20,000円(1級)

マーケティング検定とは

マーケティング検定は、公益社団法人日本マーケティング協会(JMA)が実施するマーケティング知識・スキルの認定試験です。マーケティングの基礎理論から実践的なデジタルマーケティング、ブランド戦略、市場調査まで幅広い知識を評価します。

1〜3級の3段階があり、3級は「マーケティングの入門知識を持つ人材」、2級は「実務で活用できるマーケティング知識を持つ専門家」、1級は「マーケティング戦略を立案・実行できるプロフェッショナル」を認定します。

営業・企画・マーケティング・広報担当者のキャリアアップ資格として、また社内でのマーケティング人材育成の指標として活用されています。知名度は高くありませんが、マーケティング専門の検定として内容の体系性が評価されています。

受験資格

受験資格の制限はありません。1〜3級すべて、年齢・学歴・実務経験を問わず受験できます。ただし1級は2級合格が事実上の前提となる難易度です。

試験内容

3級(マーケティング基礎)

項目 内容
出題形式 四肢択一
問題数 60問
試験時間 90分
合格基準 70%以上正答
受験料 10,000円(税込)
受験方式 CBT(テストセンター・随時)

2級(マーケティング応用)

項目 内容
出題形式 四肢択一 + 記述式
問題数 択一50問 + 記述3問
試験時間 120分
合格基準 70%以上(択一)/ 60点以上(記述)
受験料 15,000円(税込)
受験方式 年2回(6月・12月)

1級(マーケティング戦略)

項目 内容
出題形式 論述式(ケーススタディ)
試験時間 180分
合格基準 審査委員会による評価
受験料 20,000円(税込)
受験方式 年1回

主な出題範囲

分野 内容
マーケティング基礎理論 マーケティング・コンセプト、3C分析、STP、4P・4C
市場調査・顧客分析 アンケート設計・データ分析・顧客セグメント
ブランド管理 ブランド戦略・ブランド・エクイティ
デジタルマーケティング Web・SNS・コンテンツ・SEO・データ活用
新製品開発 製品ライフサイクル・イノベーション
流通・チャネル 流通戦略・オムニチャネル
価格戦略 価格設定理論・競争価格
コミュニケーション戦略 広告・PR・プロモーション

合格率・難易度

3級は60〜70%、2級は50〜60%、1級は**30〜40%**程度が目安とされています。

3級はマーケティングの基本用語・概念を体系的に理解していれば合格できます。2級は記述式が加わり、知識を文章で説明する力が求められます。1級のケーススタディは実際のマーケティング戦略を論文形式で提案するため、実務経験が大きく影響します。

勉強法

推奨学習期間

  • 3級(業務関連あり): 1〜2ヶ月(1日30分〜1時間)
  • 2級: 2〜3ヶ月(1日1〜1.5時間)

学習の進め方

  1. 公式テキストでマーケティング体系を習得: 3C・STP・4P等の基本フレームワークを中心に整理。用語の意味だけでなく、なぜそのフレームワークを使うのかを理解する
  2. 事例で理解を深める: 教科書的な知識を実際の企業・商品の事例と結びつける。身近な商品のマーケティングを自分で分析してみると理解が深まる
  3. 過去問演習: JMAの公式サイトや出版物で過去問を入手し、出題パターンを把握
  4. デジタルマーケティングを補強: 近年の試験でデジタル関連の出題が増えている。Google Analytics・SEO・SNS広告の基礎も押さえておく

おすすめ教材

  • 「マーケティング検定公式テキスト」(日本マーケティング協会)— 試験の基準テキスト
  • 「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント」(丸善出版)— マーケティングの基礎を深く学びたい方向けの定番書
  • 「デジタルマーケティングの教科書」(各出版社)— 2級以上を目指す方のデジタル知識補強に
  • 日経広告研究所の資料: マーケティング事例の参考に

関連資格

  • ウェブ解析士: Webマーケティング・データ分析に特化した民間資格。デジタル分野の補完として有効
  • Google広告認定資格(無料): Google広告の運用スキルを認定するオンライン資格。実務直結
  • 中小企業診断士: 経営全般をカバーする国家資格。マーケティング検定の知識が活かせる
マーケティング検定日本マーケティング協会営業企画