資格ペディア

JAA認定アロマコーディネーター

生活・美容難易度: ★★☆☆☆更新日: 2026年3月26日
合格率: 非公開(スクール修了後の認定試験のため合格率は高め)
勉強時間: 約100〜200時間(スクール通学期間含む)
受験料: スクール受講料:約130,000〜200,000円(試験費込み)

JAA認定アロマコーディネーターとは

JAA認定アロマコーディネーターは、JAA(一般社団法人日本アロマコーディネーター協会)が認定する、アロマセラピーの基礎知識と実践力を証明する資格です。JAAのベーシックかつオールマイティな入門〜中級資格として位置づけられ、アロマを安全に生活に取り入れ、適切に活用できることを証明します。

アロマテラピーの資格には複数の団体が認定するものがありますが、JAA(日本アロマコーディネーター協会)は1992年設立の老舗団体で、アロマ教育の普及に長い実績を持ちます。アロマコーディネーターは「AEAJアロマテラピー検定」とは別団体・別資格であり、JAAのスクールカリキュラムを修了することが取得要件です。

資格取得後は、自宅でのアロマ活用はもちろん、アロマ教室の講師、サロンでのアドバイザーとして活動する道が開けます。さらに上位資格(JAAアロマインストラクター等)へのステップアップも可能です。

受験資格

JAA指定スクールの所定カリキュラムを修了し、JAAが実施するアロマコーディネーター認定試験を受験・合格した後、JAAの正会員として登録することで資格を取得できます。

取得の流れ

ステップ 内容
1. JAA指定スクール選び 全国のJAA認定スクールから自分に合ったスクールを選ぶ
2. カリキュラム受講 指定されたカリキュラム(アロマの基礎〜応用・実習)を修了
3. 認定試験受験 年3回(2月・6月・10月)に実施される認定試験を受験
4. 合格後登録 JAAへの正会員登録(年会費あり)で資格が有効になる

学習内容

カリキュラムの主な内容

分野 内容
精油の基礎知識 精油の定義・製造法(水蒸気蒸留・圧搾法等)、各精油の特徴と成分
代表的な精油の性質 ラベンダー・ペパーミント・ユーカリ・ティーツリー・ローズ・ゼラニウム・サンダルウッド等30〜40種類
ブレンドの理論と実践 香りのノート(トップ・ミドル・ベース)によるブレンドの方法、相性の良い組み合わせ
アロマの健康効果 精油の作用(鎮静・刺激・抗菌・抗ウイルス等)、各精油の代表的な効能
安全性と禁忌 希釈濃度の基準、皮膚刺激・光毒性・禁忌事項(妊婦・乳幼児・疾患者への注意)
使用方法の実践 芳香浴・トリートメントオイルの作成・入浴法・スプレーの作り方
植物と精油の歴史 アロマテラピーの歴史(エジプト・ルネ・モーリス・ガットフォゼの発見等)、ハーブ療法との関係
解剖生理学の基礎 皮膚・嗅覚・リンパ系の基本的な知識。トリートメントの理論的背景

試験の内容と形式

認定試験(年3回実施)

項目 内容
試験形式 理論試験(筆記・択一式)+小論文(800字程度の課題作文)
試験日程 年3回(2月・6月・10月を予定)
試験会場 全国の試験会場(詳細はJAA公式サイトで案内)
合格基準 非公開(概ね70〜75%の正答率と小論文の通過)

小論文では「アロマをどのように生活に活かすか」「自分のアロマに対する考え」などが出題されます。スクールで学んだ知識を自分の言葉で表現する力が求められます。

費用

費用項目 金額
スクール受講料 約130,000〜200,000円(スクールにより異なる)
JAA入会・登録費 約5,000〜10,000円
JAA年会費 約5,000〜8,000円/年

※試験費はスクール受講料に含まれる場合が多い。スクール選びの際に総費用を確認しましょう。

難易度・取得のしやすさ

スクールのカリキュラムを修了した受講者向けの試験であるため、学習内容を理解していれば合格できる水準です。筆記試験は精油の知識と理論が中心で、スクールで丁寧に学べば対応可能。小論文は自分のアロマへの考えを論述するため、事前に考えをまとめておくことが大切です。

合格後の活動・キャリアパス

キャリアパス 内容
アロマ教室講師 自宅や公民館でアロマクラフト体験教室を主催
サロンアドバイザー エステサロン・美容室・整体院でのアロマ提案
フリーランス活動 SNS発信・ワークショップ開催
上位資格取得 JAAアロマインストラクター、JAAマスターインストラクターへのステップアップ

おすすめ学習法

  1. 精油を実際に使いながら学ぶ: 30〜40種類の精油の特徴は、実際に香りをかぎ、生活で使うことで記憶に定着します。スクールのレッスン外でも積極的に活用しましょう
  2. 精油のフラッシュカードを作る: 精油名→植物名・主成分・主な効能・使用上の注意事項をカードにまとめると暗記しやすい
  3. ブレンドを実践する: トップ・ミドル・ベースのノートを意識したブレンド練習は、試験だけでなく資格取得後の実践でも直接役立ちます
  4. 小論文の練習をする: 「アロマが日常生活に与える意義」などのテーマで800字程度の文章を書く練習を事前にしておきましょう

おすすめ教材

  • JAA指定スクールのテキスト — 各スクールが独自に作成した認定テキスト(スクールで提供)
  • 「アロマテラピーのための84の精油」(Kurt Schnaubelt 著等)— 精油の深い理解に役立つ参考書
  • 精油セット(各スクール推奨品) — 代表的な精油30〜40種類。実習と自主練習に使用
  • 「精油の安全性ガイド」(ロバート・ティスランド他 著)— 禁忌・安全基準の詳細な参考資料

関連資格

  • AEAJアロマテラピー検定(1・2級): 公益社団法人日本アロマ環境協会が認定する、別団体の人気資格。CBT方式で受けやすく入門に最適
  • JAAアロマインストラクター: アロマコーディネーターの上位資格。認定スクールの開設・指導が可能になる
  • ハーブ検定(日本ハーブソサエティー): 植物・ハーブの知識でアロマと重なる部分が多い
  • リフレクソロジスト(JREC等): フットケア・ボディケアの実技資格。アロマと組み合わせてトリートメントの幅を広げられる
アロマアロマテラピー精油美容ライフスタイル